Project Summary


牛津歴史映画製作 事業概要

牛津映画を製作する地域活性化事業

牛津赤れんが会に映画部会を作り、小城市内外のボランティアスタッフを募集し映画製作を行う事業です。

映画づくり事業の主旨


このままで良いのだろうか・・

 長崎街道牛津宿と牛津川による物流と人の往来で、西の浪花と称されほど商売で栄えた牛津だが、現在では商店街の疲弊と若者の流出により、地域コミュニティは以前の勢いを無くしている。

幾多の日本チャンピオンを輩出している佐賀県トップの実業高校・牛津高校。疲弊する地域の核としての学校の存在は大きいものがあるが、残念ながらその潜在能力を地域が十分に活かしているとは言い難い。

 

 

映画づくりを思い立ったのは・・

 故郷に生きる老若男女にとって、かけがえのない自分たちの町の歴史と文化。それを知り誇りを感じ、地域コミュニティの大事さを再確認するためのひとつの方法に、地域の祭りや歴史や人々の生き様を織り込んだ映像文化に触れることが求められる。

 そのために現在まで続けてきた牛津赤れんが会と牛津高校との連携を深め、人の琴線に響く映像文化と歴史を織り込んだドキュメンタリー映画を町民全体で作成する必要を感じる。

映画づくり事業の内容


映画部会の発足

 牛津赤れんが会に映画部会を作り、小城市内外のボランティアスタッフを募集し映画製作を行う。

 

勉強会の開催 

  • 牛津の歴史と文化の勉強のための現状把握(地元自治会、郷土史家、青年団などとの意見交換会の実施。牛津高校放送部などとのドキュメンタリー映画作りのための話し合い)
  • 牛津会館を利用して、企画会議、編集作業を行い、会館の文化的利用促進を図る。 

 

制作する映画について 

  • 映画の(仮)タイトルは、商人町牛津の代表格・田中丸善蔵と、砥川の天才石工・平川与四右衛門をモチーフにした「善蔵と与四右衛門」。出演希望者も小城市内に公募する。
  • 映画製作にあたっては牛津高校との連携を重視しながら、あわせて映画づくりの仲間たちの協力を仰ぎ、牛津へ足を運んで頂きながら、牛津の良さを再発見してもらう。
  • 映画は地域の学校教育に活用することも目指すとともに、公民館や地元の祭りや各地の県人会での上映会に利用する。
  • 将来は牛津赤れんが館と牛津会館、牛津駅、牛津公民館、小城市役所などで常時上映できることを目指す。
  • 著作権をクリアして、HPを使った映画の配信も検討する。 

 

事業スケジュール 

  • 平成27年度中に台本作成と脚本づくり(基本は牛津町民で作成するとして、台本と脚本づくりのための勉強会実施)
  • 平成27年度は台本の作成と衣装調達まで終了させ、28年度にキャストを決定し製作にはいり完成を目指す。そして三年目(29年度)から上映活動を行う予定。